理学療法士で2児の母、春日井翔子です。
普段は子供靴の正しい選び方などを発信していますが、今回は研究員としての活動報告をお届けします。
先日、学会にて特別講演を行いました。
本記事では、その講演内容と、研究を通して感じた自己成長についてまとめます。
国際誌に英語論文が掲載
先日、介護施設に関する共同研究の成果をもとに、特別講演を行いました。
今回の講演では、研究報告に加えて、7月に国際誌に掲載された英語論文について、英語論文化のプロセスをテーマにお話ししました。
この講演はグループ内の職員を対象としており、研究初心者の方にもわかりやすく、有益な内容となるよう工夫しました。
ここでは、その講演内容と、研究を通して感じた「自己成長」について振り返ります。
書かなければ、何も残らない。
講演の中では、康永先生の著書『必ずアクセプトされる 医学英語論文50の鉄則』に書かれた言葉を紹介しました。
それは、私のとても好きな一文です。
「書かなければ、何も残らない。」
この言葉は、研究活動の本質を突いています。
どんなに素晴らしい発見や気づきがあっても、形にして発信しなければ、社会に還元されることはありません。
「書く」という行為は、知を共有する第一歩であり、未来に残すための責任でもあります。
私自身、この言葉に強く共感しており、研究者として、また現場に携わる一人として、今後も記録し、発信し続ける姿勢を大切にしていきたいと感じています。
研究を通じて感じた「自己成長」

研究の良さとは、まさに「自己成長の機会」であるということです。
私たち人間は、成長することに大きな喜びを感じる生き物です。
研究を始めたばかりの頃は、できないことや分からないことばかりで、戸惑うことも多いかもしれません。
しかし、それは裏を返せば「大きく成長できる伸びしろがある」ということ。
やればやるほど理解が深まり、できることが増えていきます。
そして最終的に、論文という形でその成果を「残す」ことができる。
私が研究に夢中になった理由も、まさにこの“自己成長の面白さ”にありました。
努力が成果につながる瞬間の喜びは、何にも代えがたいものです。
今後も、現場からの学びを大切にしながら、研究・教育・発信を続けていきたいと思います。
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