おすすめの子ども靴（１歳-２歳）

2023年9月17日2023年12月21日

理学療法士で２児の母の春日井翔子です！

子供靴の本の執筆や講座の開催をしており、本サイトでは子供靴の正しい選び方等を発信しています！

正しい靴選びが子供達の健やかな成長の一助となれば幸いです。

おすすめの子ども靴（１歳-２歳）編！

前回のおすすめのファーストシューズ（０歳-１歳）はこちらをどうぞ！

子ども靴の選び方

子ども靴の選び方はファーストシューズの時と大きく変わりありません。

①中敷きが取り外しできる

中敷きは靴が足に適合したサイズであるかを測るものです。

中敷きが取り外せるものを選びましょう。

②ハイカットorミドルカット

赤ちゃんの足はまだ未完成で、足の骨（足根骨）もほぼ軟骨です。

足首まで覆われたハイカットかミドルカットの靴を履くことで足首が固定され、踵が倒れることを防ぎ、結果的に安定した立位や歩行の獲得に繋がっていくのです。

3歳くらいまではハイカットかミドルカットの靴を履くことが推奨されています。

③硬い踵

靴は踵が命です。

押しても踵がつぶれないようなしっかりとした踵を選ぶことが大切です。

そうすることで、踵が支えられ、歩行も安定します。

1-2歳で活発に歩いたり走ったりすることが増えますが、その中でより動作を安定させ、筋肉の発達を促してくれます。

④固定できる留め具（マジックテープ等）がある

マジックテープ等の留め具があることで足は靴にしっかりと固定することができます。

そうすると、活動中に足が靴から脱げることもなく、高いパフォーマンスを発揮することができるのです。

留め具がないものは、脱げやすく、足が靴の中でよく動きます。

そのため、靴が脱げないように足の指に力が入り、痛みが生じたり疲れやすくなります。

子どもの足の筋肉の発達を促すために、成長のためにはたくさん歩くことが大切です。

その時、長時間活発に遊んでも、長い距離を歩いても、疲れない・足が痛くならない靴を履くことが子どもの成長を支えてくれることになるのです。

マジックテープは１本より２本の方がより固定性は高くなります。

大人が履かせる１-２歳のうちから２本ベルトに慣れていきましょう。