理学療法士で2児の母の春日井翔子です!
子供靴の本の執筆や講座の開催をしており、本サイトでは子供靴の正しい選び方等を発信しています!
正しい靴選びが子供達の健やかな成長の一助となれば幸いです。
前回はおすすめの子ども靴(3歳4歳5歳)編をご紹介しました。

今回は、おすすめの子ども靴(6歳7歳)編のご紹介です!
子ども靴の選び方

子ども靴の選び方は3歳4歳5歳の時と大きく変わりありません。
①中敷きが取り外しできる
中敷きは靴が足に適合したサイズであるかを測るものです。
中敷きが取り外せるものを選びましょう。
②硬い踵
靴は踵が命です。
指で押しても踵がつぶれないようなしっかりとした硬い踵を選ぶことが大切です。
そうすることで、踵が支えられ、歩行も安定します。
小学生になると立って履くことが増えると思います。
学校の集団生活の中でも立って急いで履くことを求められるからです。
その時も踵を踏むような履き方をしないようにご家庭でも指導することが大切です。
③固定できる留め具(マジックテープ等)がある
足を靴にしっかりと固定するために必要な留め具(マジックテープ)。
活動中に足が靴から脱げることを防ぎ、高いパフォーマンスを発揮することができます。
留め具がないものは、脱げやすく、足が靴の中でよく動きます。
そのため、靴が脱げないように足の指に力が入り、痛みが生じたり疲れやすくなります。
長時間活発に遊んでも、長い距離を歩いても、疲れない・足が痛くならない靴を履くことで子どもの足の筋肉の発達を促し、成長を支えてくれることになるのです。
マジックテープは1本より2本の方がより固定性は高くなります。
そして、折り返せるベルトはより固定性が高くなるためおすすめです。
何より子どもが一人で履く時に履きやすいのです。
通常のマジックテープは片方の手で履き口を絞り、もう片方の手でベルトを引っ張って固定する必要があり、子どもにはやや難易度の高い作業になります。そして面倒くさいです。
しかし、折り返しベルトは外側に引っ張るだけで内側の布も引っ張られ、しっかり固定することができます。
3・4・5歳のうちから折り返しベルトに慣れることをおすすめします。
一方、紐靴は、マジックテープよりも細かい微調整に対応できよりため良いです。
しかし、学校生活では集団の輪を乱さぬように立って早く履くことが求められます。
したがって、靴ひもを縛るという作業に加えて環境要因を考慮すると、小学校に入学したばかりの子ども達が靴ひもに挑戦することは、やや難易度が高いと考えます。
紐靴は家でゆっくりと履ける状態で練習をしていき、学校で普段履く靴は折り返しベルトがおすすめです。
尚、すでに家で紐靴を練習済みで立った状態でも早く履くことができるお子様は、低学年のうちから靴ひもを履いて頂いて全く問題ありません。
紐靴デビューは小学校高学年か習い事用の靴(紐靴が適しているスポーツ等)を履くタイミングなどがおすすめです。
おすすめの子ども靴(6歳7歳)
[アシックス スクスク] GD.RUNNER®MINI MG 4
6歳7歳(小1小2)にもなると、1つのサイズを履く時期が長くなります。
息子は小1から小2にかけて20cmの靴を1年3カ月履きました。
そうなると必要になるのは「耐久性」。
こちらは3・4・5歳でもおすすめしましたが、靴選びのポイントを押さえたおすすめの子ども靴です。
機能性も高く、アイダホより耐久性も高いので、長く活発に遊ぶ6歳7歳にはおすすめです。
16cm-22㎝のサイズ展開です。
定価7,040円(税込)(2023.9.23現在)
いかかでしたか?
本記事があなたのお子様の靴選びの一助となれば幸いです!
『靴はただのファッションではなく、健康への投資』
Shoko
【子ども靴の選び方・履き方が学べるシリーズ】

すべてAmazon Kindle Unlimitedで読み放題!